ADHD時々不妊治療 キャリア迷子のワーママ日記.com

ADHD時々不妊治療 キャリア迷子のワーママ日記

39歳育休中。ADHD疑いあり。息子3歳、無水鍋0歳、愛犬3歳。第一子を不妊治療で授かり、現在もKLCで第二子不妊治療中。キャリアに迷走するワーママのガチャガチャな日常をつづります。

ADHD診断待ち、親やオットに伝える…?

7月の中旬に2回に分けて、病院でのADHD診断を予約しています。これで平日の有給取得が1日、半休が1日。それに、不妊治療での移植日の有給が1日。一か月に有給2.5日って…なかなか気まずいです。ADHDの診断はうまく仕事に影響のない日程で(せめて半休で)組みたかったのですが、とにかく予約がいっぱいでなかなか調整できないとのこと。

初診は5月だったので、2か月待ちでの予約です。大人の発達障害は今メディアでもかなり取り上げられているので、私のように「もしかして」という人が多いのだと思います。私が行った病院は発達障害専門ではないので何とも言えませんが、平日の昼間にも関わらず広い待合室は予約でびっしりでした。

 

そして、前回病院で「2回目の検査でこれを持ってきてください」と渡されたのが「可能な限り養育者の方がご記入ください」と書かれたA4用紙4枚(両面印刷!)の資料。中には小さな文字で、家族構成から成育歴(母の妊娠中から青年期)まで質問がびっしり書かれています。幼少期のことなんて、むしろ中学生くらいまで、自分のことなのにまったく覚えていない。母に頼むしかありません。

でも…発達障害。この「障害」という言葉、私はどうしても抵抗があります。人にはあまり言いたくない。それはきっと、今まで私が人に恵まれて、周囲から「個性」として受け入れてもらってきたから、というのが大きいと思います。(職場によっては鬱寸前までいきましたが。)

 

最初に、「もしかしたらADHDかも。」と気付いた時には、それこそかなり抵抗がありました。そして、「心療内科にいくほど大げさでもないし…でも…」と迷ってネット検索したときに見つけたのが、ADHD専門のカウンセラーさん。小さなビルの一室で行われた面談での簡単なチェック式の診断では、「ADHDの可能性が非常に高い」との結果が出ました。でも、その時のお話で印象に残ったのが「本人が困っていたら障害、困っていなければ個性なんです」というお話だったのです。異動直前で、付き合いの長い同僚たちにキャラとして受け入れてもらっていた(と自分では思っていた)私は、ストンと腹落ちし、「私、個性だ。」と思ったのでした。

なので今回、診断は受けることにしたものの、親やオットへのカミングアウトは結果が出てから考えようと思っていました。ましてや、職場に言うつもりは今のところ一切ありません。今さら「子どもが障害」だなんて親にとってはショックだと思いますし、オットに至っては「障害を持ったヨメをもらってしまった」と傷付いたり、心が冷めるんじゃないか、そんな不安さえあります。メディアでADHDが取り上げられているのを見ると、毎日一緒に仕事をしていた職場の同僚たちは私がADHDって気付いているんじゃないか、私を宇宙人のような目で見ていたんじゃないか、そう思って怖くなることもあります。

 

そのため、5月中旬から「可能な限り養育者の方がご記入ください」の紙をしまい込んでいた私。何度か母に会う機会はあったのですが、そのたびに用紙を隠し持って行っては毎回切り出せず持ち帰る、を繰り返していました。汗。そしてついに先日、用事があって母と電話した際、「異動先が苦しい」という些細な愚痴の流れから、「脳みそに癖があるみたいだから、ちょっと病院に行った。検査に当たって、書類の記入を協力してほしい」と、そりゃあもう言葉を選びながら伝えたのでした。母は、「テレビで聞いたことあるけど…?」とイマイチぴんときていないようでしたが。

しかし、ここからがADHDの悪い癖。実家に郵送しないといけないのに、いまだ先延ばしで送っておりません。「封筒…どこにしまったっけ…」封筒を探さないといけないと思うと気が重いです。100均で買えばいい話ですが、今まで何度買ったことか。残りは毎回どこかにオットがしまってくれるので、捨ててはいないのです。毎日オットに何かの探し場所を聞いていて、本当にウンザリされているのでできれば自分で探し出したい。明日こそ、封筒を入手して母親に送りたいと思います!